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大腸がん手術に関する基礎知識とは

がんの治療は、外科手術や化学療法、放射線治療といった様々な治療を組み合わせて実施されるのですが、その中でも体内から直接がんを取り除くことができる外科手術は、高い治療効果が期待できるものとなっています。

そのため、大腸がんの治療においても外科手術は中心な治療法となっているのですが、実際の方法は、がんの部位や進行度などに応じて決められます。

例えば、結腸にがんがある場合には、がんから10センチメートルほど離れたところまでの腸管を切り取って、残った腸管同士を縫い合わせてつなげるというやり方が主流です。
術後はストーマと呼ばれる人工肛門を装着する必要がありますので、それによって生活スタイルの変更を余儀なくされるという点は事前にしっかりと理解しておく必要があるでしょう。